まつもと泌尿器科 兵庫県神戸市東灘区 阪急「御影駅」北側徒歩2分

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血尿

肉眼的血尿

【目で見てわかる血尿】
 排尿痛、頻尿、残尿感などの症状があれば、膀胱炎に伴う血尿が考えられます。
 側腹部痛があれば腎結石や尿管結石が疑われます。
 しかし、肉眼的血尿は膀胱癌や腎癌など尿路系の悪性腫瘍の初期症状であることがあり、この場合には痛みなどの症状を伴わないことが多いのです。また血尿は1-2回でおさまってしまうことが多く、他に症状がないからと放置しておくと知らない間に病気が進行してしまうことも考えられます。とくに40歳以上の方では悪性腫瘍に伴う血尿の可能性を考えて、必ず泌尿器科専門医を受診されるようにお勧めします。泌尿器科では検尿、超音波検査でまず原因検索を行います。必要な場合には、造影剤を使用する排泄性腎盂造影などのX線検査、膀胱鏡検査などで血尿の原因を検索します。当院では比較的苦痛の少ない軟性膀胱鏡を使用して膀胱鏡検査を行っています。


顕微鏡的血尿

【目ではわからない、尿検査ではじめてわかる血尿】
 検診などで試験紙によるスクリーニング検査で尿潜血の陽性を指摘されて見つかることが多いです。尿沈渣の顕微鏡検査で赤血球が1視野あたり5個以上認められれば顕微鏡的血尿と診断されます。肉眼的血尿と同様に膀胱炎などの尿路感染症や腎結石、膀胱結石などの尿路結石症、そして膀胱癌など泌尿器科悪性腫瘍など様々な疾患が原因になりえます。また糸球体腎炎、IgA腎症、糖尿病性腎症など慢性的に進行して腎機能が悪化していく可能性のある腎疾患もあり、とくに蛋白尿をともなっている場合には要注意です。CKD(慢性腎臓病)は近年増加傾向にあるといわれ、透析を必要とする末期腎不全も増加の一途をたどっています。CKDを早期発見して生活習慣の改善(禁煙、減塩、肥満の改善など)をすることにより、また高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)があればその治療をおこなうことによって、末期腎不全に至るのを予防することも可能です。顕微鏡的血尿や蛋白尿を契機にCKDがみつかることも多いので、検尿で異常を指摘された場合には医療機関を受診して、基本的な血液検査や超音波検査などの精密検査を受けるようにしましょう。


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